原付ツーリング

ここには原付によるツーリングを行う際に気をつけたいポイント等を掲載しています。
弊会の軌跡、予定等に関しては イベント情報ページ を参照なさって下さい。
 
۞原付ツーリングに際して [TOP]
 
【計画のポイント】 原付ツーリング ホンダ・エイプ50
  • 日帰りの場合は、延べ走行距離が100Kmを超えない様な計画を立てる。
  • 日没までには帰宅、或いは宿泊施設に到着できる様、経路設計する。
  • 参加者の中に、まだバイクに乗り慣れていない初心者が居る場合は配慮する。
  • 経路の途中に、適度な休憩ポイント、給油ポイントを設ける。
  • 見通しが悪く、狭い山道や、舗装されていない道路等は避ける。
  • 多人数(5名以上)で走行する場合、先頭と最後尾のライダーには熟練者を設定し、可能であれば両名がインカムを装備する。
開催日前日までの準備】
  • 燃料タンクに、十分な燃料を(2ST車であればオイルも十分に)入れておく。
  • 夏場であれ、極力、長袖、長ズボンを準備する。
  • ヒール靴でない、かかとのある靴、或いはスポーツシューズやライダーシューズを準備する。
  • 十分な金銭を用意する。
  • 携帯電話やスマートフォンがあれば、予め、その電話番号を主催者に伝える。
  • バイクを整備し、保険に加入する等、すぐに公道を走行できる状態にしておく。
  • 家族、同居者等に、ツーリングに参加する旨と日時、目的地等を予め伝えておく。
 
 


۞原付ツーリング時の心構え [TOP] [PAGE TOP
 
【集合時間に遅刻しない】
参加予定の会員が集合時間に遅れると、その後のスケジュールが全て狂ってしまいます。
道路が混雑する等して到着が遅れる場合は、その旨を予め他の参加者に伝えねばなりません。
 
【整備不良車や違法改造車で参加しない】
故障寸前のバイクや違法改造車、或いは迷惑な改造を施したバイクで参加すると、参加者全員に迷惑が及びます。
 
【直前に参加を取り止めない】
前日や当日に参加を取り止めてしまうと、ツーリングの計画そのものが狂ってしまいます。
参加者全員がスケジュールを空けて参加するのです。
貴方の予定を聞いて計画した日取りであるにもかかわらず、開催日が迫ってから不参加を表明するのは自分勝手に過ぎます。
また、参加を表明しておきながら連絡を入れず、参加しない会員が居ると、いつまでも出発できません。
参加できなくなってしまった場合は、主催者に対し、最低でも1週間程度の余裕を持って申し入れましょう。
 
【不健康な心身で参加しない】
体調が優れない場合は、その旨を主催者に伝えて参加を控えるようにしましょう。
 
【運転に適さない服装で参加しない】
季節によらず、半袖、半ズボン、サンダル、ヒール靴等、バイクの運転に適さない服装で参加すべきではありません。
 
【参加者を勝手に撮影しない】
人物を撮影する場合は、必ず当事者に断りを入れましょう。
 
【参加者が映っている写真を勝手に利用しない】
自分自身や自分のバイクを撮影した写真であれば構いませんが、他人が映っている写真をSNS等にアップロードする際は、必ず当事者に許可を頂いてからにしましょう。
他人のバイクに装着されたナンバープレートの写真も同様です。
その場合、そのままの写真で掲載を許可下さる場合もありますが、写真の一部にモザイクをかける等の条件を求められる場合もあります。
無論、そのバイクの持ち主が希望された通りになさって下さい。
 
【千鳥隊列を心がける】
原付ツーリング 千鳥隊列基本的に千鳥隊列で走行し、状況に応じ車間距離を調整しましょう。
右図の様な並びを ”千鳥” と称し、多くのツーリングチームが、この隊列を採用しています。
前車が急ブレーキをかけても、安全に停車できる可能性が高くなる為です。
信号等で停止する場合は、第一通行帯の左端で図の様に並び、車間を詰めます。
但し、図は極端な例であり、実際には接触するほど詰め過ぎない様に気を付けましょう。
走行する際は衝突を防ぐ為、必ず、前後左右に十分な車間距離を開けます。
横並びのまま走行すると、右左折時に接触する危険があるばかりか、前車のテールライトやウインカーを確認できません。
見通しの悪い道路や山道等では、隊列が崩れても安全を最優先します。
 
【グループ走行を維持】
信号等で隊が分断された場合、後続のグループが追いつくまで、安全な場所で停止して待ちます。
多少離れてしまっても、安全に停車できる位置まで進みましょう。
 
【十分な車間距離を空ける】
とりわけ自身の運転する車両がドラムブレーキを装備したバイクで、尚且つ直前を走るバイクが全後輪ともディスクブレーキを装備していた場合、その制動性能には大きな差がある(一般的にディスクブレーキはドラムブレーキより制動性能が高い)為、万一、前方のバイクが急ブレーキをかけた場合は衝突してしまう可能性があります。
その場合、通常以上に、車間距離を空けて走行する様、心がけましょう。
 
【足並みを合わせる】
最も遅いバイクにペースを合わせて走行する様にしましょう。
目的地や休憩ポイントに、誰かが遅れて到着する運転は避けます。
但し、バイクには性能差があり、速いバイクが先導した際、後続車との距離が離れてしまうのは致し方ありません。
後方ばかり気にかけてしまうと、安全な運行に支障を来しますので、安全を優先しましょう。
ある程度、後続車との距離が離れたら、それを確認次第、スピードを落とす等して距離を調整します。
後続車を運転する者も、ある程度、先導者の立場を理解すべきです。
如何なる場合も決して無理をせず、体調不良やトラブル等があれば素直に主催者に伝え、対応を求めて下さい。
主催者はチーム全体のコンディションに気を配り、全員が楽しく、安全にツーリングを終えられる様、行動しましょう。
 
 
 
 


۞ツーリング時のトラブル [TOP] [PAGE TOP
 
事故・災害発生時には、如何なる場合も落ち着いて行動しましょう。
弊会に於けるトラブル時の行動規則や、イベントの開催・延期基準は、リスク対策要綱 を参照下さい。
 
 
 


۞マス・ツーリングは違法か? [TOP] [PAGE TOP
 

マス・ツーリング、即ち2名以上で連なって走行する場合、公安委員会等の許可が必要となり、この申請を怠ると法に抵触するとした指摘があります。
確かに法令の解釈次第では、許可の無いマス・ツーリングを行うと違法となってしまう可能性も考えられますが、これについて、警察機関に問い合わせた所、次のような回答を得ましたので公開致します。
 
パレードや、何らかの宣伝等を目的とした集団走行を行うのであれば、道路の占有許可等、然るべき申請が必要となる場合もありますが、単に複数のオートバイで連走する際に特別な許可を得る必要はありません。
そもそもツーリングに際し、申請や受理を行う手続き自体が存在せず、申告されても対応できかねます。
概20台以上で連走する様な場合は、安全の為、予め ”ご相談” 頂ければ幸いです。
ただし、違法改造車でなくとも、連走による騒音等を理由に近隣住民から苦情が寄せられた場合 ”暴走行為” や ”共同危険行為” 等を理由として検挙の対象とする可能性は有ります。
 
この回答によると、マス・ツーリングの実施について、特別な許可は必要無い様です。
騒音の低減や安全運転等に配慮を欠かさなければ、マス・ツーリング自体は適法であると云って良いでしょう。
今後、概20名以上の会員と共に走行する機会が有れば、その都度、警察機関へ相談する等、然るべき対応を行ってまいります。