リスク対処要綱

۞イベントの開催・中止(延期)の決定 [TOP]
 
イベント当日の時点で、降水確率が30%未満(30%を含まない29%以下)であって、何れの警報も発令されておらず、イベントの主催者が、全てのスケジュールを安全に実施できると考える場合は、原則的にイベントを決行します。
また、イベントの開催場所、集合場所、会員が集合場所に至るまでの道のり、目的地、ツーリング経路の何処かに、大雨警報、洪水警報、大雪警報、暴風警報、暴風雪警報、波浪警報、高潮警報、大雨特別警報、大雪特別警報、暴風特別警報、暴風雪特別警報、波浪特別警報、高潮特別警報等、警報の発令されている地域が含まれるか、イベント開催期間中に発令される可能性の高い地域が含まれる場合や、その他の危険が憂慮される場合は、イベントの開催者が、計画や経路の変更、中止、延期(順延)の何れかを決定し、告知します。
計画や経路の変更、中止、延期(順延)が生じる際は、イベント開始3時間前までに告知して下さい。

大雨注意報、洪水注意報、大雪注意報、強風注意報、風雪注意報、波浪注意報、高潮注意報、雷注意報、濃霧注意報、乾燥注意報、なだれ注意報、着雪注意報、融雪注意報、霜注意報、低温注意報ほか、注意報レベルの発令であれば、原則的に注意して決行しますが、現場や、開催者の判断に委ねます。
 
 
 


۞イベント時のトラブル対応 [TOP]
 
弊会では、ツーリング、オフ会時にかかわらず、イベント時、トラブルに巻き込まれた場合の対応をレベルで管理しています。
レベル2以上のトラブルが生じた場合は、弊会に、可能な限り早い段階で、必ず、メール、メッセージ等にて連絡して下さい。
 
【レベル1(警戒)】
現場に居るイベント(オフ会・ツーリング)計画者、引率者の何れかが次の問題につきレベル1対応を発令し、意思決定を行う。
 
早急に計画を変更せねばならない可能性が認められない場合であって、イベント(オフ会・ツーリング)の続行が不能となる可能性について憂慮された場合。
  • その場で、可能な限り、予測し得るトラブルについての対策を講じ、イベント(オフ会・ツーリング)を続行する。
【レベル2(要対処)】
現場に居るイベント(オフ会・ツーリング)計画者、引率者の何れかが次の問題につきレベル2対応を発令し、意思決定を行う。
 
そのままでは、イベント(オフ会・ツーリング)を続行できない状況であって、早急な対処により問題を解決できると認められる場合。
  • その後の計画について問題の応急的な解決を図り、イベント(オフ会・ツーリング)を続行する。
  • 体調不良者が参加者に居り、計画への参加が困難であれ、総合的判断により、その者が単独で安全に帰還できると認められれば、その者のみを帰還、或いはサポーターを選任し、共に帰還させ、他の者はイベント(オフ会・ツーリング)を続行する。
  • 対処を要する対象が人の心身であって、軽快な状態でない場合は、消防機関(救急)に連絡し、対応を求める。
  • 対処を要する対象が事故・事件・災害である場合は、消防機関(救急)、及び警察機関に連絡し、対応を求める。
【レベル3(緊急対処)】
現場に居るイベント(オフ会・ツーリング)計画者、引率者の何れかが次の問題につきレベル3対応を発令し、意思決定を行う。
 
イベント(オフ会・ツーリング)を続行するに当たり、早急には解決困難なトラブルが発生した場合。
  • 計画を中止し、状況を把握した上で、全員が安全に帰還できる方法を早急に検討し、行動する。
  • 対処を要する対象が人の心身であって、軽快な状態でない場合は、消防機関(救急)に連絡し、対応を求める。
  • 緊急対処を要する対象が事故・事件・災害である場合は、消防機関(救急)、及び警察機関に連絡し、対応を求める。
【レベル4(準災害対処)】
現場に居るイベント(オフ会・ツーリング)計画者、引率者の何れかが次の問題につきレベル4対応を発令し、意思決定を行う。
 
自然災害で道路が寸断され、一部地域に孤立してしまう等、何らかの災害により緊急対処が必要となった場合。
交通事故、事件等に巻き込まれ、何らかの影響を受けた場合。
  • イベント(オフ会・ツーリング)を中止し、状況を把握した上で、全員が安全に帰還できる方法を早急に検討し、行動する。
  • 消防機関(救急)、及び警察機関に連絡し、対応を求める。
  • 怪我人が居る場合は、その者の手当てを最優先に行動する。
  • 現地に、弊会の関係者以外に指揮を執る者が居れば、その者の支持に従い、居なければ、率先して被害者、被災者をフォローする。
【レベル5(災害対処)】
現場に居るイベント(オフ会・ツーリング)計画者、引率者の何れかが次の問題につきレベル5対応を発令し、意思決定を行う。
 
大規模な災害、戦争、事件等に巻き込まれた場合。
  • イベント(オフ会・ツーリング)を中止し、安全な場所を確保する。
  • 消防機関(救急)、及び警察機関に連絡し、対応を求める。
  • 怪我人が居る場合は、その者の手当てを最優先に行動する。
  • 現地に、弊会の関係者以外に指揮を執る者が居れば、その者の支持に従い、居なければ、率先して被害者、被災者をフォローする。
 
 


۞災害・事故発生時の対処要綱 [TOP] [PAGE TOP] 
 
災害・事故発生時は、原則的に次の通り行動して下さい。
 
【緊急対処の順序】
対処の対象が人物であり、複数人存在する場合には、次の順で対処を施す。
  • 負傷した乳児(幼稚園入学以前の男女) → 負傷した幼児(小学生未満の男女) → 負傷した児童(小学生以下の男女) → 負傷した妊婦 → 心身に先天・後天的障害を負う負傷した男女 → 負傷した中学生以上の女性 → 負傷した老人 → 負傷した中学生以上の男子・男性 → 乳児(幼稚園入学以前の男女) → 幼児(小学生未満の男女) → 児童(小学生以下の男女) → 妊婦 → 心身に先天・後天的障害を負う男女 → 中学生以上の女性 → 老人 → 中学生以上の男子・男性。
但し、これは目安であって、常に現場関係者の総合的な判断を優先する。
 
【被災時の行動順序】
天災、事故に限らず、災害時には次の順に行動する。 
  • 負傷者の救護 → 避難と安全な場所の確保 → 警察機関、消防機関に連絡する手段の確保、及び連絡 → 衛生的な場所の確保 → トイレの確保 → 水・食料の確保。
現場の状況を鑑みつつ、可能な限り早い段階で、弊会へも連絡する手段を講じ、連絡する。
但し、これは目安であって、常に現場関係者の総合的な判断を優先する。
 
 
ライダーには、その性質から、一般人より卓越した五感と、状況分析力、体力を有する者が多いとされます。
少なくとも、心身に何らかの障害を負う者より、精力的な活動が行えるはずです。
過去に発生した大災害の際にも、数多くのライダーが活躍されました。
何時、如何なる時も、弊会の名簿に名を連ねる者として、皆の模範となる行動を心がけて下さい。
但し、無理は禁物です。
自身の安全を犠牲にせねば他者の不利益を回避できない究極的な状況に置かれた場合には、自身の命を最優先に行動して下さい。
他者の不利益を看過し、自らの命を守る事は決して恥ずかしい事ではありませんし、弊会としても、その結果に対する追及は致しません。
 
 
 


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緊急連絡先 [TOP] [PAGE TOP] 
 
緊急時には、以下に示す緊急連絡用の電話番号に発信なさって下さい。
この電話番号への着信は、優先的に対応致します。
 
 
 
この番号が緊急連絡用に用いられている理由は3つ。
SMSの送信が可能な点と、5 819 0 673が「小型 バイク の モナミ」或いは「Go! Bike! Oh! Mon Ami!」等と読み替えられ、弊会の電話番号として覚えやすい点、常に待ち受け状態となっている点にあります。
緊急時には、人々のみならず、通信基地局もトラブルに巻き込まれ、携帯電話やスマートフォンの使用が不能となる事態が想定されます。
また、端末そのものの水没等、破損により、アドレス帳さえ開けなくなる可能性も憂慮されます。
固定電話や公衆電話を発見しても、発信先の電話番号が分らなければ、消防、警察機関にしか連絡できません。
しかし、覚えている番号が1つでも有れば、活路に繋がる可能性があります。
従って、弊会では、この番号を緊急連絡用として指定しております。
ツーリングにかかわらず、外出なさる際には、是非覚えておいて下さい。