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シャーシダイナモデータ

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ここでは、一部の国産車種に於けるシャーシダイナモデータを掲載しています。
被験車両は、純粋にレブリミッター、スピードリミッター(電気式、機械式共)のみを解除したスポーツスクーター、及びMTバイクであり、その出力の特性曲線が示されています。
特性曲線とは工学用語の一種であり、要所のデータを選択的に取得し、それを滑らかに連続させた曲線を指します。
HONDA LiveDio ZX 前・後期、YAMAHA JOG-ZR、SUZUKI Sepia ZZ、YAMAHA RZ50、HONDA NSR50、HONDA NS-1、YAMAHA TZR50R、HONDA MAGNA50のデータ(リミッターの解除に要する改修部分以外は全て新車と同様の状態)が表示可能です。
全て、平成10年(排出ガス規制施行年)以前に販売されていた、国産の主たる人気車種となり、MAGNA50以外は全て2St車です。
車両のリミッターの解除に用いるパーツの種類やエンジンのコンディション、天候、個体差によっても結果が変化します事を付け加えておきます。
車名を選ぶと、その車種のデータが表示されます。
それぞれ色分けされており、複数の特性曲線を重ねた表示(比較)も可能です。
 
原付ツーリング ホンダ・NS-1 主に90年代に生産された第1種原動機付自転車に於ける市販車両は、エンジンの最大出力が7.2馬力以下となる様、メーカーによる自主規制が施されており(現在、馬力規制については撤廃)、どのバイクも最大7.2馬力以下、最高走行速度で50〜60Km/h程度が上限となるよう設計されていました。
即ち、如何なるエンジンを搭載したバイクであれ、工場出荷時に於ける加速力、最高速度等の走行性能に大きな差は生じ得ませんでした(海外メーカー製のバイク等、一部を除く)。
 
以下は、そうしたバイクメーカーによる足枷を取り払ったエンジン・ポテンシャルの差を、車種別に比較できる参考資料です。
単純な馬力比較資料は こちら に掲載しています。
 
なお、このページに関しては、オークションページや、車両の販売ページ等よりリンク頂いて構いません。
是非、有効活用なさって下さい。
 
※スピードリミッターやレブリミッターの設定はメーカーによる自主規制であった為、これら制限を取り払う行為自体に違法性はありません。
※本データは、日本自動車研究所によって計測され、株式会社デイトナが公表した数値を図表化したものです。
※道交法に示される通り、第1種原動機付自転車の法定最高速度は30km/hであり、性能に余裕があるからと云って、それを超える速度で走行しても良い事にはなりませんので、お忘れなき様お願い致します。
 
 旧LiveDioZX Sepia ZZ Magna50
 新LiveDioZX NS-1 NSR50
 JOG-ZR TZR50(R) RZ50