男と女のほけん室現代社会ではストレスが溜まってやけ食い・・・飲み会でついつい調子に乗って飲みすぎ食べ過ぎ・・・という人も多いと思います。ストレスを抱えると脳がそのストレスを解消させるために食欲を増加させ、これを満たすことで気持ちを落ち着かせたり満足させる働きがあると考えられています。 今も昔も「腹八分」と言われ、食べ過ぎは健康に良くないこと、様々な病気や健康障害の原因となっていることは誰もがお分かりのことではないでしょうか。 実際には暴飲暴食によって健康を害する具体例を理解していなかったり、「一度くらいなら」とか「これくらいなら」という軽い気持ちでついやってしまう食べ過ぎ飲みすぎが積み重なって、体調がおかしくなった時には既に”時遅し”という事態に落ちいることが多分にあるのです。 それは自分で自分を滅ぼすようになる習慣であり、本当に理解していなくては暴飲暴食による恐ろしい病気を防ぐことはできません。 この 「ほけん室」 ではそんな暴飲暴食による体への悪影響や病気についてご紹介します。 留意事項
本ウェブサイトに掲載している多くの記事は、医療機関によって発信された公式なガイドライン等ではございません。 ストレスによるやけ食いや暴飲暴食が体に及ぼす危険な悪影響1.肥満 肥満は食べ過ぎが一番の原因とも言われています。肥満になれば体のいたるところで不調となる確率が上がり、色々な病気や健康障害のきっかけとなるものです。いったん食べ過ぎる癖がついてしまうと、胃の大きさが変わり満腹感を覚える食事量が増えてしまいます。その結果、さらに食べる量が増し、また太って更に食べる量が増えるという悪循環に陥ってしまいます。 この経過により確実に健康体から遠ざかって、色んな病気のリスクを抱えることになってしまうのです。 2.胸焼け 食べ過ぎによってダメージを受けるのは胃だけではなく、食道も同じものです。食道がダメージを受けると胸焼けを引き起こします。これが悪化し、慢性的な逆流性食道炎を起こすと、食道がんの原因となってしまいます。暴飲暴食は単なる肥満だけでなく内臓に重大な影響を及ぼすものとなります。 3.胃痛・胃もたれ 飲みすぎ・食べ過ぎによる胃もたれや胃痛は内臓の限界以上の量を食べることで、内臓の機能が急激に弱まってしまうからです。特に消化のために重要な働きを担っている部分である胃に関してはダメージを受けやすく、暴飲暴食をすることで胃もたれや胃痛を引き起こすことは多々あります。 これらの行為(暴飲暴食)が常習化すると、最悪の場合では胃潰瘍や胃がんになり得るのです。 |